車検を受ける時期は、一般的には有効期限の終了日から1カ月前の間がベストです。
期限さえ過ぎなければ、1カ月以前でも車検を受けることは可能となっていますが、
あまりお勧めはできません。なぜなら、1ヶ月以上前に車検を取得すると、
その取得日から2年間が有効期間となってしまい、
前回車検を取得した際の有効期間が無駄になってしまうからです。
出来る限り、有効期限の1ヶ月前以内に車検を受けるようにしましょう。
車検を受け付けている窓口によって、車検にかかるトータル期間は多少変わってきます。
極端な例を挙げると、1~2時間で済むケースもあれば、1週間以上かかってしまう場合もあるのです。
何故これほどまでに必要となる時間が違ってくるのでしょうか。
それには、2つの理由があります。ひとつは車検を依頼する業者の準備体制と、自動車のトラブル状況です。
実際、車検は車両の検査に関しては30分もかかりません。
自前の車検整備工場を持っている会社であれば、
24ヶ月点検を同時に行っても1時間あれば事足りるところもあります。
そういった場合、新規書類を後日送付してもらうことにすれば、わずかな時間で車検を終了でき、
そのまま自動車に乗ってかえることも可能です。また消耗部品の交換が必要となっても、
予め部品等が用意されていれば、1日ほど預けておくだけで整備が完了できる場合もあります。
しかしながら、全ての車検受付窓口がそのような体制を整えている訳ではありませんし、
自動車側に何かしらのトラブルが発見されれば、整備に数日を要することになります。
できるだけ短い時間で車検を取得したい場合は、業者の選択も重要となってくるのです。